坂戸ろう学園の活動の様子

2025年2月の記事一覧

高等部スピーチ発表会

2月21日、高等部でスピーチ発表会を行いました。

中学部高等部生徒全員に加え、他学部の職員や高等部保護者も一緒に参観しました。

各学年のテーマは以下の通りです。

高1「経験から学んだこと」

高2「高二の自分」

高3「後輩に伝えたいこと」

生徒それぞれが、事前に意味や気持ちが伝わりやすい手話表現を確認し、練習を重ねてきた成果が、本番で発揮されていました。

大勢の参観者を前に、緊張する様子がありましたが、手話表現1つ1つに気持ちがこもっていました。

高3はさすが3年目、原稿を暗記し、本番の時は原稿を使わないでスピーチを行いました。

高3はそれぞれが教訓や心の支えとなった言葉を挙げてスピーチをしており、中学部の生徒にとっても勇気をもらえた内容でした。

 

第25回三汀賞 生徒2名入賞

 第25回三汀賞(さんていしょう)において、生徒2名の応募作品が選ばれました。

 

生徒名:佐藤 翔真(高等部2年生)

高校生の部 特選

もしいつか会えたら菊の久米正雄

 

生徒名:小塙 優菜(高等部3年生)

高校生の部 入選

青空の嘘ばかり言うトマトかな

 

 全国各地から1万3711句の応募があり、その中で本校から2名が受賞となりました。おめでとうございます。

 

高等部3年生 校長先生によるジャムづくり講座

2月25日、高等部3年生を対象に、校長先生による「ジャムづくり講座」を実施しました。

 

今回はルバーブとイチゴの2種類のジャムを作りました。

生徒たちは、校長先生のお手本を見ながら、果物のカットや水切り、火加減の調整、瓶の煮沸消毒、瓶詰めなど、一つひとつの工程を丁寧に進めていきました。

 

 

 

 

 

 

 

作業の途中、校長先生が「一晩寝かせたイチゴ」を用意してくださるサプライズもあり、生徒たちからは驚きと歓声が上がりました。調理中にはちょっとしたハプニングも発生しましたが、笑いに包まれながら終始和やかな雰囲気で作業が進んでいきました。

出来上がったジャムは、ヨーグルトとともに試食。イチゴ派とルバーブ派で意見が分かれるなど、味の好みにも盛り上がりを見せました。

生徒からは「時間はかかるけど意外と簡単だった」「また挑戦したい!」との声が。

食の楽しさと奥深さを学ぶ、素敵なひとときとなりました。

聴覚障害者協会との懇話会(高3)

2月21日(金)卒業を控えた高等部3年生と、埼玉県聴覚障害者協会の方、手話協力員の方との懇話会を行いました。

卒業後、社会の中でどのように生きていくのか、壁にぶつかった時に相談できるところがあること等について、毎年、この時期にお話いただいています。前半は、埼玉県聴覚障害者協会の福祉労働委員会と青年部、手話協力員それぞれから講演をしていただき、後半は円座になり座談会の形で行いました。3年生は人数が少ないのですが、次々と積極的に発言があり、内容の濃い懇話会となりました。

 

 

中学部高等部「乙女文楽ワークショップ」

2月5日に「ひとみ座乙女文楽」様、「デフ・パペットシアター・ひとみ」様による「乙女文楽ワークショップ」を実施しました。

 

最初に、乙女文楽と文楽の違い、「三番叟(さんばそう)」という演目について説明をしていただきました。

三番叟の実演をしていただき、「迫力がある」「人形の動きやツケの音と一致する瞬間がきれい」「人形の踊りが上手」「まるで生きているかのよう」などといった感想が見られました。

乙女文楽の人形遣いの仕組みを解説していただき、みんな感嘆していました。

中高の生徒全員で上履きを脱ぎ、「和の動き」を教わりながら体験しました。

①基本立ち姿勢

②すり足

③正座/挨拶

④人形の動きを体で表現する

 この体験を通して、文楽のためにこうした練習をしている皆さんを尊敬する気持ちが芽生えました。

和の動きを一通り体験した後は、「和の音と間(ま)体験」をしました。

見得に合わせてツケを入れる体験ですが、生徒たちは両手を使って床を叩き、ツケ打ちを体感しました。

最後は、生徒代表者3名で実際に人形をつけてツケ打ちをしながらみんなの前で発表です。

人形操作担当の生徒2人が裏で人形を着ける準備をしている間、他のみんなは人形の手を実際に触り、手を握ったりひらいたりといった操作を楽しんでいました。

 

いよいよ人形を着けた生徒2人の登場です。

ですが、発表はまだまだ。

2人が人形操作を練習している間、ツケ打ち担当の生徒もツケの打ち方やタイミングについて教わりながら練習しました。

3人の息の合った発表に、みんな感嘆しまくりでした。

将来の弟子入り決定か、と教員も唸るような発表でした。

しかも人形の重さが3キロとのこと、この重さで上手に操作ができたことにみんなびっくりしました。

ツケ打ち担当の生徒も「人形を操作する人をよく見ないとタイミングを合わせるのが難しかった」という感想がありました。

 

本校でこれまでに手話狂言のワークショップを実施したことはあっても、乙女文楽は今回が初めて、生徒たちも新しい世界に触れ、また体験したいとわくわくしている様子がうかがえました。

高等部2年「選挙啓発出前講座」

高等部では毎年、2年生を対象に選挙の学習を行っています。

今年も、1月31日に埼玉県選挙管理委員会の方々にお越しいただき、選挙についてお話をしていただきました。

委員会で活動されている大学生のお二人が、選挙の仕組みや選挙の方法について分かりやすく、丁寧に説明をしてくださいました。

選挙に関するクイズで楽しみながら、たくさんの知識を身に付けることができました。

本校の職員3名が候補者役になり、それぞれの候補者が熱心に演説をしました。

演説の内容はもちろん、候補者の人柄も感じながら、どの候補者に投票するかどうかをそれぞれで考えることができました。

投票用紙の受け取り方から、投票箱に入れるまでの一連の流れを確認しながら投票しました。

投票後、みんなで一緒に開票作業をしてみました。

候補者名で投票用紙を仕分けした後、専用の機械に入れると、あらら驚き。あっという間に票数のカウントが終わっていました。

こうやって、投票の裏側で開票作業が進んでいるのだということを知ることができました。

高2の皆さんは18歳までもう少し、投票に行ける日が楽しみですね。

就労支援アドバイザーによる講演

2月12日、高等部3年生と保護者を対象に、就労支援アドバイザー 春日様による講演を行いました。

テーマは「社会に出るための心構え」です。学生と社会人の違いは何か、責任・時間・お金・人間関係など、様々な視点で考えました。また、18歳で成人として扱われるようになるが、18歳でできることと、20歳までできないこととの違い、大人の責任とは何であるかについても生徒と一緒に意見を出し合いました。

卒業後は、生活や人間関係も変わってくること、社会には夢や希望もあれば現実もある、差別もある、その時その時、どのように対応していくかが大事であるというお話もありました。不安や悩みがあったとき、どうにもならない無理な状況になってからでは遅い、そうなる前に誰かに相談したほうよいとのことでした。

埼玉県には、聴覚障害者情報センターがあり、いつでも相談を受け付けています。また、仕事に関する相談はハローワークでも受け付けています。手話で話したい場合は、各ハローワークに手話協力員の方がいる日に行くと、手話で相談できます。

幼稚部 豆まき会

1月27日(月)から2月3日(月)まで、節分に関する活動を行いました。

27日から30日の4日間は、鬼を追い払う練習をしたり実際にいわしを焼いてやいかがしを作ったりしました。

そして1月31日と2月3日の2日間は、園庭に金棒を持った赤鬼と青鬼がやってきました。「おにはそと」と声を出しながら豆を投げる子、怖くて泣き出してしまう子、自分なりに考えた方法で鬼に立ち向かう子など様々な反応がありました。みんなが一生懸命に豆を投げてくれたおかげで、無事に追い払うことができました。

公益財団法人上廣倫理財団様への感謝状贈呈式

 昨年、令和6年11月20日に公益財団法人上廣倫理財団(千代田区三番町)様から情報保障環境の改善を目的として、体育館の電動スクリーン、プロジェクター、100インチディスプレイ、75インチ電子黒板の寄付の申し出がありました。機材の納入及び設置工事が完了し、2月3日(月)に埼玉県教育委員会教育長名で、公益財団法人上廣倫理財団会長様に感謝状を贈呈しました。贈呈式には、上廣倫理財団事務局マネージャー様にご来校いただき、管理職、企画委員会委員(各学部代表)、生徒会代表が出席し、併せて、設置状況を視察していただきました。どんなに努力しても学校予算では購入できない機材ばかりです。生徒の動画作品が効果的に映し出され、プレゼンテーション力も向上し、学習意欲が高まることが期待できます。上廣倫理財団会長様を始め、関係する皆様に心より御礼申し上げます。

 きっかけは、児童生徒が毎年応募する「りんり俳句」でした。日ごろから国語科の教員が熱心に指導し、生徒の言葉の感性を磨く授業が展開されています。応募作品の入賞が続き、財団関係者がどのような指導が行われているのか興味を抱いたところから始まりました。高等部国語科担当者の俳句指導の実践、生徒及び職員の俳句の入賞、そして本校の目指す教育活動にご理解と賛同をいただき、ご縁が結ばれたとしか言いようがありません。耐用年数も提示されておりますし、1年に1回活用報告も約束しております。大切に使用しながら、教育活動の発展につなげたいと思います。

体育館スクリーン・プロジェクター  視聴覚室 電子黒板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議室 ディスプレイ           

 

 

 

 

高等部「フードバンクについて」講話

1月30日、元本校職員の渋谷則子様をお招きし、高等部で「フードバンク」についてお話をしていただきました。

フードバンク活動の意義について、問いを投げかけられながら真剣に考えることができました。

社会の中には、お金や食べ物がなくて困っている人が実はたくさんいるということ、そして将来の自分もいつ、食べ物に困る未来が来るかも分からない、そうした人々にとって、フードバンクの活動をされている渋谷様たちの存在は大変心強いのだと考えさせられました。

実際に、10種類ぐらいの食品が提示され、外装ラベルで賞味期限を確認したり、食品の種類を考え、寄付してもよいと思うものとよくないものに仕分けてみました。

 

賞味期限を過ぎているものはもちろん、缶に傷がついているものや生もの、アルコール類は寄付できないということ、またその理由を説明していただき、みんなで納得していました。

寄付先の相手の立場や受け止め方を想像し、寄付すれば喜ばれる食品かどうかを判断することが大事だと考えることができました。

皆さんも、自分にできることを考え、行動につなげていきましょう!これがSDGsにつながります。

渋谷様の最後のメッセージ(下↓)は皆さんの心にも響くことと思います。

 

6年生社会科見学(小学部)

2月3日(月)に国会議事堂(参議院)に行ってきました。国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関です。その厳かな雰囲気に子供たちも緊張気味でした。政治の中心である国会議事堂を見学し、政治への関心を高めることができました。そのあと、第一衆議院会館にある食堂で「国会カレー」を食べて、帰りました。小学校生活最後の、思い出に残る校外学習になりました。

株式会社オークウェーブ様から囲碁ロボットを寄贈されました!!(小学部)

1月29日(水)に株式会社オークウェーブ様から囲碁ロボットを寄贈されました。また、indiGO様から漫画「ヒカルの碁」全23巻を寄贈していただきました。社長の染谷様、将棋普及団体indiGOからプロ棋士の山城様、などたくさんの方にご来校いただきました。

indiGOの喜多様より、囲碁のルールや進め方、マナーを教えていただきました。その後、実際に囲碁ロボットと対局することもできました。始めはルールもわからず、戸惑っていた児童たちがどんどんと慣れて楽しんでいる様子が見られました。自分で考え、石を打つ主体的・能動的な活動でした。人生初の囲碁体験は児童たちにとって、よい経験になりました。これからは休み時間を利用して、囲碁の練習をしたいと児童たちは喜んでいました。

貴重な囲碁ロボットとコミックの寄贈をありがとうございました!