坂戸ろう学園の活動の様子

2024年3月の記事一覧

第55回埼玉文芸賞 奨励賞受賞

第55回埼玉文芸賞俳句部門において、本校生徒の応募作品が奨励賞を受賞しました。

 

生徒名:豊島 縁(高等部2年生)

今回応募した埼玉県の高校生の中で、見事1位となりました。

 

「永訣」という題名の連作(50句)をつくり、表現力の点でも選考委員の先生から高い評価をいただきました。

第55回埼玉文芸賞奨励賞受賞作品(俳句部門)「永訣」.pdf

 

また、今回の受賞で坂戸ろう学園の生徒が、3年連続で奨励賞を受賞したことになります。※下記の写真 ↓ は、校舎3階に貼られた「横断幕」です。

 

3月の様子

この一年間を振り返ると、子どもたちが自分でできることがふえたり、手話を使って友だちや教員とやりとりする力がのびたりなど、一人一人の大きな成長が見られました。来年度もたくさんのことに挑戦して、たくましく育ってほしいと願っています。保護者や地域の皆さまや、医療機関、療育施設など、多くの方々の支援やご協力・ご理解をいただき、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

<3月の幼稚部行事> 

〇おわかれ会

 

3月7日(木)におわかれ会がありました。2年生は初めての司会をがんばって務めていました。たくさん遊んでくれた3年生に、1・2年生共同でプレゼントを作りました。プレゼントを「ありがとう」と伝えながら、笑顔で渡すことができました。3年生からは、大きな壁面の誕生表のプレゼントがありました。季節ごとの絵が描かれており、今から来年度のお誕生会が楽しみです。3年生、素敵なプレゼントをありがとう!

 

〇集団遊び・お弁当給食

 おわかれ会の後、外に出て全学年で「だるまさんがころんだ」をしました。おにが後ろを向いている間に、走ったり友だちの後ろに隠れたりして近付く子どもたち。おにも、動いた子を見逃さず、「アウト!」というなど遊びがくりひろげられていました。その後、新しく設置された遊具で遊びました。遊んだ後、ゆうぎしつにレジャーシートを敷き、かわいらしくておいしいお弁当給食を、みんなで輪になって楽しみながら食べました。

 

〇卒業式

 3月19日(火)に、卒業式がありました。卒業生は8名。卒業生はみな緊張した表情でしたが、式が始まると堂々した姿が見られました。卒業証書も校長先生からしっかり受けとっていました。卒業生からは全員で「幼稚部生活で楽しかったこと」の発表がありました。 子どもたちが発表する姿に、温かいまなざしがむけられ、たくさんの拍手が送られました。卒業式を終えて、保護者の方と一緒に手を繋いで歩いている時の表情はみんな晴れやかでした。卒業生のみなさん、ご卒業、おめでとうございます!

高等部第3学年 チョークピット早川様による黒板アート

高等部では3月になると黒板に花が咲きます。

3年前、黒板アート チョークピットの早川様にお声がけいただき、それ以来、卒業する生徒と一緒に黒板アートを製作していただいています。

今年のテーマは桜。まずは全体のイメージを説明していただき、色の塗り方の見本を見せていただきました。その後は、早川様が準備してくださった桜の型紙を使用して製作開始。次々と黒板に個性的な桜が咲きました。今年は桜だけでなく、型紙を上手に利用し蝶も描かれました。あっという間の2時間、生徒たちは集中して大きなアートを作り上げました。

 

 

 

 

 

 

早川様は手話を勉強されているということで、給食もご一緒してくださいました。卒業前のいい思い出になりました。

卒業式当日は、毎年、黒板アートの前で写真撮影が行われています。

寄宿舎「卒業生を送る会」

3月1日(金)、「卒業生を送る会」を体育館で実施しました。

小学部5年生~高等部3年生までの舎生、卒業生の保護者、教職員総勢49名が参加しました。実行委員の舎生が中心となって、プレゼント贈呈、思い出写真のスライド上映、実行委員出し物、高等部3年生の出し物などで盛り上がり、卒業生と一緒に楽しみました。

卒業生のあいさつでは、寄宿舎で過ごした思い出を語り、感慨深いものとなりました。実行委員、高等部3年生の出し物は、それぞれの個性を生かした楽しい発表でした。

特に高等部3年生の出し物では、参加者みんなでダンスをし、一体感のある雰囲気になりました。

卒業生の皆さんには、寄宿舎で共に過ごした仲間やいろいろな思い出を胸に、それぞれの道を歩んでいってほしいと願っています。あっという間で短い時間でしたが、みんなで見送るあたたかい会となりました。

高等部第3学年 就労支援アドバイザー春日様による講演会

本校の就労支援アドバイザーである春日様に、「社会に出るための心構え」というテーマで講演をしていただきました。

生徒の多くは、幼稚部から高等部まで本校に通っています。そんな生徒たちも、高等部卒業後は一人一人違う場所でスタートを切ることになります。学生と社会人の違いは何か、今までとは違う環境や人間関係の中でどのように生きていくのか、聞こえる社会の中で周囲とどのように関わればよいのか等、生徒とやり取りをしながら説明していただきました。

就労を支援するジョブコーチ制度がありますが、聞こえない人に特化したジョブコーチが配置されているのは、近県では東京都と埼玉だけだそうです。困ったことがあったら、埼玉聴覚障害者情報センターに連絡すると、相談にのっていただくことができます。ぜひ、みなさんにも覚えておいてほしいと思います。

講演終了後も、生徒が積極的に質問する様子が見られ、充実した卒業前の一コマとなりました。

 

中学部高等部 卒業生を送る会

3月1日(金)、中学部高等部の生徒全員が集まり、中学部3年生、高等部3年生の卒業を祝いました。

送る会のプログラムを考えたのは中高生徒会役員、この日に備えて、学年末考査の勉強の合間を縫って準備を進めてきました。

最初に、昨年のレク大会で盛り上がった「逃走中」を中高棟&体育館で実施。

段々増えていくハンターから隠れて逃げ回り、それぞれが思い思いに楽しんでいました。

 

 

 

 

 

「逃走中」で身体が温まった後は制服に着替え、在校生から卒業生へプレゼント贈呈と乾杯。

 

 

 

 

 

 

そして、最後は、伝統の「KDT」(これだけは伝えたい)。

中3、高3それぞれが卒業を前に想いを在校生や先生たちにぶつけました。

 

 

 

 

 

 

卒業式まであと残りわずかとなりました。

有終の美を飾って卒業できることを祈っています。

高等部第3学年 クレディセゾン様によるクレジットカード講座

キャッシュレスが当たり前になってきた現代の社会。卒業後の生活で必要となるであろうクレジットカードについて、クレディセゾン様に講座を実施していただきました。プリペイド型電子マネーとデビットカードとクレジットカードの違い、クレジットカードの支払いの仕組み、メリット・デメリット、支払い方法(一括、分割、リボ)の違いなど、パワーポイントを使用し、わかりやすく説明していただきました。

成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、今の3年生も保護者の許可なく、カードを作ったり、携帯の契約を行うことができます。未成年のうちは、間違ってしてしまった契約を保護者が取り消すことができるが、成年になるとそれができないという説明があり、怖さを感じました。

また、カードを作るためには「信用」が必要であるというお話がありました。期限内に必ずお金を支払うという信用がないとカードを作ることができません。「信用」という言葉は、以前、埼玉りそな銀行様に行っていただいた金融教育の時にも繰り返し使われており、社会人として自分で経済活動を行うためには、信用される人になることが大切だとあらためて感じました。

難しい内容でしたが、聴覚障害の先輩が手話で講義してくださったので、生徒もよりしっかりと参加することができました。

 

高等部スピーチ発表会

2月29日(木)高等部スピーチ発表会を行いました。

テーマは、高1「私の人生」、高2「自分の長所と短所について」、高3「後輩に伝えたいこと」と、学年によって異なります。

生徒たちは、テーマに沿って自分のことを見つめながら準備を進めてきました。

どのスピーチも伝えたいことが伝わってくる、素晴らしいスピーチでした。

 

高等部第2学年 主権者教育

2月22日(木)高等部2年生を対象に主権者教育を行いました。
埼玉県と坂戸市の選挙管理委員会と選挙カレッジ生が来校し、ミニ講座と選挙クイズ、実物を使用しての模擬投票を行いました。

 

最初のミニ講座では、選挙のしくみや候補者の選び方について学びました。生徒たちは選挙について真剣に考えていました。

続いて、選挙クイズ。全問正解を目指し、とても盛り上がっていました。
引っ越し先での投票はすぐにできる? 獲得票数が同じときの当選者の決め方は? 気になる疑問もクイズを通して知ることができました。

 

模擬選挙では、立候補者に扮した教員3人の演説と選挙公報を見て真剣に選んでいました。投票は、はじめに流れを聞いてから実際に体験しました。投票前には、特別に投票箱の中を見せていただきました。本物の投票用紙はとても書きやすく、気に入った生徒もいました。

 

開票作業も体験。実際に使用する計数機を使って数えてみると、とても速くてびっくり!
折っても自然に開く投票用紙の性質や専用の計数機を使うことで、開票作業の時間短縮になることも学べました。

今回の講座を通して、選挙や投票のイメージが変わる、良い機会となりました。

生徒たちが18歳になったら、今回学んだことを活かして選挙に行ってほしいです。