2023年1月の記事一覧
保護者向け進路講演会
1月27日(金)に、『ふれあいの里・どんぐり(以下どんぐり)』の施設長 佐藤喜宜様をお招きし、「ろう重複障害者の就労について」というテーマで講演会を行いました。
佐藤様ご本人の体験や感じたことを交えながら、どんぐりや運営する社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会についてお話していただきました。同法人により、現在は、グループホームや特別養護老人ホーム『ななふく苑』、放課後等デイサービス『ひとつ星・さかど』等も運営されています。
どんぐりの理念は「なかまが主人公」です。その理念どおり、施設を利用しているなかまひとりひとりの思いを大切にしながら、作業や生活の支援を行っている佐藤様の思いが伝わってきました。
埼玉にはどんぐりがあり、本校でも様々な面でご支援いただいていますが、ろう重複障害の方のための施設や専門的に支援を行える場所は、全国でもまだ少ないということでした。
漫画『どんぐりの家』 全7巻 著者 山本 おさむ
ふれあいの里・どんぐりができるまでのことが描かれています。
どんぐりの家(ふれあいの里・どんぐりの前身)は、今から約30年前、坂戸ろう学校や大宮ろう学校(現在の坂戸ろう学園、大宮ろう学園)に通う生徒や保護者、教員の熱い思いでたちあがりました。
映画にもなっていますので、ぜひご覧ください。
卒業生による進路講演会
1月13日、大野さんと浅見さんをお招きし、「卒業生による進路講演会」を開催しました。前半はお2人それぞれに講演していただき、後半は先輩たちとフリートークを行いました。
大野さんは、本校卒業後、松屋フーズに勤務しています。松屋フーズで働くことを選んだきっかけや仕事内容、スタッフやお客さんとのコミュニケーションなどについて話してくださいました。また、卒業と同時にひとり暮らしを始めたというお話もあり、生徒は興味津々でした。
浅見さんは、本校卒業後、東京国際大学に進学しました。高校時代から、海外の文化に興味があり、20か国ほど訪れているそうです。様々な国の文化の違いや、そこで受けたカルチャーショックについて話してくださいました。また、アルバイト経験も豊富で、大学の時からしていた「ふれあいの里どんぐり」のアルバイトでは学ぶことが多かったこと、コーヒーショップでのアルバイトの様子なども教えてくださいました。
飲食店では、スタッフだけでなくお客様との関係も大切です。お客様に話しかけられた時どう対応するのか、忙しい時にスタッフに筆談を求めてもいいのか、など具体的なことも経験を踏まえて話していただきました。
お2人とも笑顔が素敵で、周りの雰囲気を温かくしてくれる先輩です。そして共通しているのは、行動力があり、周囲の方とのコミュニケーションを積極的にとっているということでした。
12月の様子
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!今年も子どもたちが元気いっぱい楽しく過ごせるよう本校幼稚部では様々な行事や活動を行っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今月は12月の様子をお伝えいたします。
<自由遊びのいろいろ>
急激に冷え込む季節となり、本校の幼稚部庭にある小さな山や地面には霜柱ができていました。その霜柱を踏んで、ザクザクしている感触を楽しむ子がいました。そんな寒い中でも、子どもたちは毎日元気に外遊びをしています。
12月も、引き続き子どもたちがそれぞれやりたいことをホワイトボードに示しました。自分のやりたい遊びにネームプレートを貼りました。
ある日、“だるまさんが転んだ”をやり始めた子どもたち。何人かでやっている様子を見て、「入ってもいい?」と遊びに参加する子もいました。遊んでいる途中、タッチされたにも関わらず「鬼をやりたくない」と言っている子がいました。みんなでどうしたらよいかを考えていると、「じゃあ、ぼく鬼やるよ!」と言って、代わってあげる子がでてきました。その後は、まただるまさんが転んだで楽しく遊ぶことができました。このように遊びの中で、ちょっとした話し合いが必要になることがあります。その際に、“どうしたら問題を解決できるか”を考え、伝え合うことが大切である、と考えています。これからも子ども同士でたくさん伝え合い、仲良く楽しく遊んで欲しいと思っています。
<2年生~学年活動~>
12月に入ると、「サンタさんからもらうプレゼントを何にしようかな?」とワクワクした顔で考えていました。サンタさんにお手紙を書いたり、サンタさんとテレビ電話をしたりと子どもたちは一生懸命でした。また、サンタ役とトナカイ役に分かれてシーツのそりあそびを行いました。プレゼントを入れてもらうための靴下も作り、準備は万全!3学期に、「サンタさんが来たよ!」という報告がたくさんありました。
<12月の幼稚部行事>
〇お楽しみ会
12月16日(金)に、お楽しみ会がありました。お楽しみ会では、“あわてんぼうのサンタクロース”を踊りました。テレビの動きに合わせて、手や足を大きく使って踊ることができました。その後、サンタさんとトナカイが登場しました。サンタさんから一人一人クリスマスプレゼントをもらい、「ありがとう!」と、伝えることができました。クリスマスプレゼントをもらって、子どもたちはニコニコしていました。