中学部高等部「乙女文楽ワークショップ」
2月5日に「ひとみ座乙女文楽」様、「デフ・パペットシアター・ひとみ」様による「乙女文楽ワークショップ」を実施しました。
最初に、乙女文楽と文楽の違い、「三番叟(さんばそう)」という演目について説明をしていただきました。
三番叟の実演をしていただき、「迫力がある」「人形の動きやツケの音と一致する瞬間がきれい」「人形の踊りが上手」「まるで生きているかのよう」などといった感想が見られました。
乙女文楽の人形遣いの仕組みを解説していただき、みんな感嘆していました。
中高の生徒全員で上履きを脱ぎ、「和の動き」を教わりながら体験しました。
①基本立ち姿勢
②すり足
③正座/挨拶
④人形の動きを体で表現する
この体験を通して、文楽のためにこうした練習をしている皆さんを尊敬する気持ちが芽生えました。
和の動きを一通り体験した後は、「和の音と間(ま)体験」をしました。
見得に合わせてツケを入れる体験ですが、生徒たちは両手を使って床を叩き、ツケ打ちを体感しました。
最後は、生徒代表者3名で実際に人形をつけてツケ打ちをしながらみんなの前で発表です。
人形操作担当の生徒2人が裏で人形を着ける準備をしている間、他のみんなは人形の手を実際に触り、手を握ったりひらいたりといった操作を楽しんでいました。
いよいよ人形を着けた生徒2人の登場です。
ですが、発表はまだまだ。
2人が人形操作を練習している間、ツケ打ち担当の生徒もツケの打ち方やタイミングについて教わりながら練習しました。
3人の息の合った発表に、みんな感嘆しまくりでした。
将来の弟子入り決定か、と教員も唸るような発表でした。
しかも人形の重さが3キロとのこと、この重さで上手に操作ができたことにみんなびっくりしました。
ツケ打ち担当の生徒も「人形を操作する人をよく見ないとタイミングを合わせるのが難しかった」という感想がありました。
本校でこれまでに手話狂言のワークショップを実施したことはあっても、乙女文楽は今回が初めて、生徒たちも新しい世界に触れ、また体験したいとわくわくしている様子がうかがえました。