坂戸ろう学園の活動の様子

卒業生による進路講演会

11月16日、本校卒業生の小笠原恵子さん、小笠原聖子さん姉妹をお招きし、「私の進路」というテーマで卒業生による進路講演会を行いました。

姉の恵子さんは、幼稚園から中学校までは地域に通い、高等部のみ本校に通いました。卒業後、専攻科に進学し歯科技工士の資格を取ったこと、今までにたくさんの仕事を経験されたこと、その一方で、ボクシングジムに通い、プロボクサーとして後楽園ホールで戦ったことなどを話してくださいました。恵子さんは、プロボクサーになるまでの人生を書いた本「負けないで!」を出版されていて、昨年は映画化「ケイコ 目を澄ませて」されています。

妹の聖子さんは幼稚部から中学部まで本校に、高等部からは東京のろう学校に通い、大学は美術大学に進学されました。卒業後は本校で美術の教員として勤務しました。その後、トルコの方とご結婚され、今は2人のお子さんがいらっしゃいます。トルコと日本を行き来する生活なので、定職に就くことは難しく、大学時代に身につけた技術を使って、アクセサリーをつくりイベントなどで販売されていたそうです。

また、家庭内では、キュードスピーチという方法が、みんなが共通で使えるコミュニケーションであるというお話もありました。

生徒からは、自分の人生に責任を持つことが大切だと思った、挑戦する人生もよいと思った、恵子さんがボクシングジムへ入ることを断られてもあきらめなかったことに勇気をもらった、などの感想がよせられました。