カテゴリ:校長の窓
埼玉県議会の県民会議議員による学校視察
6月1日(月)午後、埼玉県議会の県民会議議員6名が来校しました。
6月22日(月)には、高等部1年から3年までの16名が埼玉県議会を見学する予定です。
これに伴い、議員の皆様がろう学校の生徒の様子を知りたいとのことで、学校視察に訪れました。
ろう学校ならではの設備(階段踊り場の鏡、文字放送、チャイム(ランプ)など)や、児童生徒が手話でコミュニケーションをとる様子を通じて、「視覚的な設備」や「手話」の重要性をご理解いただけたのではないかと思います。
県民会議の皆様、お越しいただき誠にありがとうございました。
「坂戸」の「戸」の手話でみんなそろえてみました。
運動会・体育祭(創立70周年をふまえて)
5月に真夏日が続いた後、5月23日(土)には恵まれた涼しさの中で運動会・体育祭を開催できました。
プログラムは、幼児部から高等部まで、みんなが主役です。徒競走や玉入れに続き、小・中学部の表現運動、そして中・高等部による迫力ある応援合戦。どの競技も、子どもたちの笑顔と真剣な表情に溢れていました。
今年の目玉は、やはり応援合戦です。赤組は「紅蓮の覇者〜とりま優勝いただきます〜」を掲げ、青組は「青の力で勝利を掴め!〜一人はみんなのために、みんなは勝利のために!!〜」のテーマで、それぞれ結束力を見せつけました。
クライマックスは、中・高等部の赤青対抗リレー。バトンが繋がれるたび、会場からは大きな声援が上がり、最後まで白熱した展開に。幼児・児童・生徒一人ひとりが自分の力を出し切り、心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
この運動会・体育祭で、夏に負けない丈夫な体と、強い心を培うことができたことでしょう。
20年前の「中学部劇」 ろう学校の過去・現在・未来
坂戸ろう学園では、校内の廊下の壁に大型モニターを設置しています。大型モニターでは、月に1回程度内容を入れ替え、さまざまな映像を映しています。
4月は校長あいさつを掲載しましたが、4月末から5月上旬にかけては、「坂戸ろう学園創立50周年記念 中学部劇」を上映しました。
この劇は、20年前の中学部生徒が演じたもので、テーマは「ろう学校の過去・現在・未来」です。
まず描かれたのは、口話法が主流で、手話の使用が禁じられていた過去。
次に、手話を知らない新転任の先生のもと、聴力の良い生徒だけが先生と声で会話し、ろうの生徒がその輪に入れなかった現在。
そして、手話ができ、ろう文化やコミュニケーションについて専門的に学んだ先生がいる未来が表現されました。
最後には、「私たちにとって、ろう学校は大切な存在である」というメッセージが込められていました。
創立70周年記念行事を終えた今、改めてこの中学部劇を通して、多くのメッセージを受け取ることができました。
校外で坂ろう太鼓の披露(寄宿舎こばと会)
校長の棚田です。
5月2日(土)、ゴールデンウィークの最初でしたが、坂戸市にある勝呂福祉作業所祭に坂戸ろう学園寄宿舎「こばと会」が太鼓発表をしました。施設の利用者、関係者の前で生徒たちはこれまでの積み重ねを生かし、演目「雷神」を披露、そして「ぶち合わせ太鼓」。アンコールがあり、「かがやけ囃子」を披露。素晴らしい太鼓さばきに観客も大喜び。坂戸ろう学園寄宿舎「こばと会」で太鼓を始めてから49年という歴史をここでは重ねてきました。
今年は、勝呂福祉作業所祭を皮切りに様々なところで発表します。こばと会で太鼓を演じる児童生徒の成長がとても楽しみなところです。
◎アンコール「かがやけ囃子」の最後の場面
迫力たっぷり。
創立70周年記念行事を開催して
校長の棚田です。
本日、4月25日(土)。本来はお休みの土曜日ですが……今日は学校にとって、とても特別な一日となりました。
実は本日、「坂戸ろう学園創立70周年記念行事」を行いました!
坂戸ろう学園が開設されたのは、昭和31年のこと。 当時は12クラス、82人の児童生徒でスタートしました。
現在は69人と、当時より人数こそ少なくなりましたが、坂戸ろう学園の子どもたちはみんな本当に元気いっぱいで、魅力たっぷりの学校です。
行事には、同窓会の副会長も挨拶に駆けつけてくださいました。副会長のお話の中で、特に印象的だった言葉がありました。
「かつて、坂戸ろう学校は口話主義であり、手話が否定されていた時代がありました。今はこうして手話が認められ、本当に良かった……」
その言葉の重みを裏付けるのが、「校歌」です。 校歌を制作された高橋べんさんが、創立30周年の際にこの曲を作ってくださってから40年。
私たちは、この「校歌」の手話を大切に、大切に後世へと引き継いできました。
たかはしべんさんのビデオインタビューを視聴し、全員で手話を使って校歌を歌いました。そして生徒会の「明日に向かって」ビデオ上映、そして最後は全員でのダンス!
幼稚部から高等部の生徒まで、みんなの笑顔が印象的で、70年という歴史の重みを全員で分かち合えた素晴らしい時間となりました。
そんな坂戸ろう学園を応援してください!